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えっと、音楽と映画の話題を中心に徒然なるままに書き綴っちゃったりなんかします。よろしくです。
by bondi2026
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EPISODE 9 : OASIS @ CITY OF MANCHESTER STADIUM
マンチェスター移動日。ホテルをチェックアウト。
前日に、マンチェから帰る日に泊まるホテルに、旅行中荷物を預けられるかと聞いたら大丈夫とのことだったので、朝イチでトランクとバックパックを預け(これまた徒歩5分のところだったので)、身軽になったところで新聞を買い、ホテルの朝食。もう食べそびれないぞ。質素な朝食だったけど。
クロワッサンと食パンにバター・ジャム、シリアルに牛乳、でオレンジジュースとコーヒー、紅茶くらいしかなかった。

この日のイベントは、オアシスライブ!
ライブは5時開場。10時頃ホテルをチェックアウトし、さっさと前日に下見したユーストン駅に向かう。
ヴァージン・トレインは新しい電車でとてもきれいだった。トイレのドアは手動でなくボタンで開閉する。
全席いちおう指定席なのか、席の上をよくみたら、ご丁寧に「ずっと空席」「○○駅までは空席」と書いてあるので、「ずっと空席」に着席。
昼は、車内の売り子さんからサンドウィッチを買う。もうサンドウィッチは飽き飽きだ!
でも選択肢がない……。
同じ車内に、オアシス Tシャツを着た若者を発見。あの4人組も、絶対行き先は一緒。偶然にもこの日に着ちゃってただけかも知れないが。

2時間半ほどで、マンチェスターに到着。思ったほどは大きくない街だった。
ピカデリー駅で年配の駅員さんに、会場であるシティ・スタジアムの場所と、ホテルのあるストリートを聞く。が、見事なマンチェ訛りに思わず噴出しそうになる。2時間半で、みんなノエルやリアムみたいな話し方しちゃうのね。あ、東京と大阪だって全然違うか。

ホテルはここらでは結構でかいところだった。ツアー会社に手配を頼んだのだが、「マンチェはもともと宿泊施設が少ない上にオアシスのライブでホテルが埋まってて、難しい」って言われてて、何とか取れたその部屋はツインだった。4つ星ホテルだったので、ちょっと楽しみにしてたんだけど、外装も内装も、”よく言えば”年代を感じさせるものだった。バスタブはあったし、コンシアージュもいたんだけど。
ホテルのエレベーターで、「シティ・スタジアムの行き方知ってるか?」と話しかけてきた野郎4人組もおり、オアシスの凱旋コンサートはマンチェ本日の一大イベントのようだ。

ここでも、またもや2時のチェックインを待つ羽目に。実際、ホテルに着いたのが10分前くらいだったのでちょうどいい時間だったんだけど、列ができるので待たないといけない。
部屋に入って、支度を済ませ出発。コンシアージュによると、徒歩20分ってことだったのだが、あまり体力を消耗したくないので、バスで行くことに。
まだ2時半だったが、バスは満席だった。

なぜ5時会場の公演にそんなに早く行くかって、またもチケットをボックス・オフィス受け取りにしているから。なんか心配でね。

会場に着いたのは3時。コールドプレイの時にはほとんど並ばなかったので、それくらいのつもりでいたんだけど(しかも、開場より2時間も早いし)、すでに長い列ができていた。しぶしぶ並ぶ。待つこと1時間、ようやくゲット。ノエルの写真入りで、ちょっと感激。顔がギターで隠れてるけど。

もちろんGeneral Admissionのチケットなので、さっさと指定の入り口で並ぶ。でも、私の前にもうすでに100人くらいいたと思う。

またも天気が怪しく(私ったら雨女なもんで)、雨やらトイレやら食べ物やら水やらの心配をしてたら、極度に緊張したのか、かなり頻繁にトイレに足を運ぶ羽目に。実際、開場が遅れたため待ったのは1時間半だったと思うが、その間、3回もトイレに行った。グラストでは1日3回だったのに。
しかも、そのトイレが汚い。
コールドプレイの時は、2日目に1回行っただけで、しかも早い時間だったので問題ではなかったのだが、今回は人も多いし、かなり汚くて困った。男性は、便座あげないし……。
ここで、グラストで身につけた「How to 空気イス」が役に立った。人生何事も経験。

私がトイレの心配ばかりしている間に、開場待ちの列がY字型になってる。ありえない。みんな「待ってました!」とばかりに、どんどん新しく分岐した列に並ぶ。
「あのねえ、この「B」の列の最後は、私のずうーーーーーーーっと後ろで、私たちは1時間も前から待ってるの。なんで今来たばかりのお前の隣なんだよ!」と何百人もの人に言えないので、こっそり心の中で叫んだ。
もう、こんなルールを守れないイギリス人いや。私はやっぱり日本人。

しかし開場しても、比較的みんなゆっくり。私はまた走って、セキュリティに怒られる。
怒られた甲斐あって、最前列をゲット! かなりステージの右よりだけど。
うーん、これではちょっと兄ちゃん、死角になりがちだなあ。でも、いちおう安全な「最前列」で見れるなら、いいか。

ふと気づいたのだが、そこは巨大スピーカーの真ん前でもあった。うわ、やばいなあ。気分が悪くならなければいいけど。

そんな私の心配は的中し、最初のアクトのザ・スタンズから、ものすごい大音量で、低音響きまくり。や、やばい。
彼らには悪いが、演奏を聞くどころではなくなってきた。まだ始まったばかりなのに、すでに気分悪そうにセキュリティに運ばれている人が数名いた。
ふとステージ袖をみると、ノエル兄さんが、ビール片手にご見学されていらっしゃった。ゲムもいた。みんなに「ノーエル!ノーエル!」とコールされて(めっちゃ曲間なんだけど……)、手を振ってた。

次のステージまでには、音響さんが音がでかすぎることに気づいて、もう少し状況が改善されるかなとちょっと期待したんだけど、そんな淡い期待は見事に裏切られ、2番目のサポート・アクト、スーパー・ファーリー・アニマルズも、最悪の状況下で聞くことに。いや、私が移動すればいいんですけど。
ボーカルがヘルメット着用で登場。ものすごく低音効いてる曲が多数あって、本気で気分が悪くなってきて、「あと1曲聴いて、それでも辛かったら……」と心の中で繰り返し。
そんな私の心の格闘をよそに、ボーカル、「これが最後の歌です」って宣言して3曲ほど演奏し、その後も2度ほど最後の曲宣言があり、いい加減ぶち切れそうだった(いや、だから、私が移動すればいいんですけど。決して彼らは悪くないんですけど)。でも約束を守れない人は嫌いだ。
なんとか無事終了まで持ちこたえることができた。

スーパー・ファーリー・アニマルズの残していった音の余韻(3分ほどあった)が終了し、ローディさんが出てくると会場には、「オゥエィシス! オゥエィシス!」とコールがこだまする。それも、ただ連呼系と、サッカー応援風に「オゥエィシス!(手拍子3つ) オゥエィシス!(手拍子3つ)」と、2パターンほどあった。
突然、「Make Poverty History」キャンペーンのビデオ(指パッチン)が流れる。ボノやら、ゲルドフがスクリーンに3秒間映し出されるとみんなすごいブーイング。一方、グウェンちゃんが映ると、「おおーっ!」と、非常にわかりやすいリアクション。最後にノエルが指パッチンすると、みんな「いえーーーっ!」と盛り上がる。こいつら……。
そう、何か知らんが、男性客が圧倒的に多い。8割方男性で占められていて、女性もカップルで来ました、って感じの子ばっかり。私のように、ひとりで来た子とか、女友達同士ってのは、ごく少数派だと思われ。カップル率・女性率の高いコールドプレイとは大違い。
しかも、みんな「ビールと、タバコと、サッカーと、オアシス」のことしか脳みそに入ってないような連中ばかりだった。少し年配の人も、オズボーン夫妻のような出で立ち。コールドプレイの時のような、スーツを着た会社帰りの重役夫婦みたいなカップルはいない。
野郎くさいよー。助けてー。

会場は、ギャラガー兄弟が大ファンであるマンチェスター・シティ・フットボール・クラブのホームグラウンドで、3階くらいまであった。コンサート仕様となると、6万人を収容できる巨大スタジアムだった。誰が見つけたのか、その3階の通路にリアムが現れると「リーアム! リーアム!」とまたコールが始まる。この人たち、叫びたいだけなのか?
会場内に、マンチェスター・シティの応援歌が流れ、会場のボルテージは上がっていった。
お決まりの登場曲、「Fuckin' in the bushes」が流れると、そこは一気に戦場と化した。

オアシスを地元、マンチェで見れるなんて! しかもこれが地元で3年ぶりの凱旋ライブ、その初日。
やっと、奴らが、あの兄弟が帰ってきた! スピーカーのことより、後ろからの怒涛の波状攻撃のほうがきついが、そんなことはもうどうでもよくなってた。
みんな一斉に、まるで殿様がおいでになったかのように「ははーっ」と平伏すポーズをはじめる。そんなにこの街では、この兄弟があがめられているのか?
あ、やっぱり兄ちゃん死角……。でも、きっとノエルコーナーで前に出てきてくれる。

オアシスと我々観客とのサッカー並みのアツい試合は「Turn up the sun」でキックオフ。それから、最新ヒットシングル「Lyla」になると、セキュリティにレッドカードを出され、退場させられる兄ちゃん続出。みんなステージにアピールして去っていく。また戻ってきて、連れ出されるんだけど。
もうまわりは、歌えや叫べ、やんややんやの大喝采。しかし、スピーカーの前なので、リアムの声がかき消されることはなかった。

兄ちゃんのユニフォームは相変わらずポロシャツ。ちょっとミスター・ビーン似の、どこにでもいるフツーのワーキングクラスの兄ちゃん。そこがまた、マンチェのワーキングクラス階級の若者に受けるのだろう。
一方、リアムのユニフォームは、ピンストライプのスーツで、マフィア臭を漂わせている。
タンバリンを器用に頭の上に乗せたり、くわえたりして、無言で観客をあおっている。
そんなリアムさんの第一声。

「ファッキンマンチェスター!!!!」

やっぱりわけわからん。こいつ……

試合開始30分、お待ちかね、ノエルコーナー。やっとノエルが見れる! と思ってたのに、持ち場で歌ってる。
出てこい、ノエル。お前のコーナーくらい、フロントで歌ってくれ。それじゃ、コーナーでひとりで華麗なリフティングしているようなもの。
こっちからは、見えないんじゃー!! (←私が移動しようよ)
リンゴ・スターの息子、ザックなんて、本当にスクリーンを通してのみ。安定したゴールキーパーといったところ。
ノエルは、気分が乗っているのか、たまーーーーに前に出てきてくれたりしてたけど、ボランチとしての役割に徹底していた。
アンディとゲムは、特に目立つ様子もなく、堅実なディフェンスとして黙々と任務を遂行しているという感じだった。
やっぱりこのバンドは、ギャラガー兄弟のバンドだよなあ。もちろん、リアムワントップの。特に、彼らの地元ってこともあって、ますますディフェンス陣端役だよ。

途中、後ろからなにか水のようなものが撒かれた。
ん? なんだか温かい。なんで? え、まさか……
と、どんどん嫌な気分になる私の横で、姉ちゃんが隣の連れに

「これって、おしっこよね?」

言うなーーーーーーー。それを言わないで欲しかった。
もう、このマンチェの野郎どもは……。言葉も出てこないくらいあきれた。切れる気にもならない。
姉ちゃんはそういう「ライブならではのハプニング」を楽しんでいるようだった。こういうものなの?
周囲の熱気で、汗だか何だかわからないくらい服も汚れつつあったので、もうどうでもよくなってきていた。

主に新しいアルバムからの曲をメインに、新旧織り交ぜて披露。クラッシック・ナンバーのイントロが流れると、歓声があがる。そして合唱。客暴れる。セキュリティに出される。その繰り返し。セキュリティ、ほんとに忙しそう……

前半中盤、「Acquiesce」! キター!! 兄弟参加型ソング@マンチェスター。
交互に歌うこの曲を選曲したってことは、もう仲直りしてるのよね? 喧嘩とかしないでくれ。頼む。リアム、いい子だから、そのままステイしてくれ。
後半戦は、懐メロメドレー。観客の、一言一句逃さず歌ってやるというよう熱気がよそ者の私にも伝わってきた。私も負けずに歌う。
かくして、私たちはオアシスと戦った。
試合は、「Rock 'n' Roll Star」でハーフタイムに。

そんな1時間半に渡る激闘は、こちらもお決まりのザ・フーのカバー、「My Generation」でゲームセット。
本家より、リアムのボーカルほうが聴き慣れつつあるよ……。
リアムの声がしっくりマッチしていて、特に、ためるところなんて最高だ。

しかし、思ったよりはMCが少なかったような。
結構淡々と演奏していた気がする。6万人の大観衆を目の前に、さすがにビビったのかな? いつものことなのかも知れないが。

彼らがステージから去ると、6万人が一気に退場。最前列の私は、なかなか進まない。まわりの兄ちゃん、みんな汗臭くて、ちょっと失神しそうになる。
やっと外にでて、物販に行ってみるが、すでにClosed。ああ、残念。先に買っておけばよかった。

ホテルまで、徒歩圏内というコンシアージュの言葉を信じ、歩いてみる。道中、またもやあちこちで立っションを目撃。イギリス人、どうにかならんのかね。せめてオリンピックまでにはしつけを徹底して欲しい。

途中にある営業中のケバブ屋やピザ屋は、どこも人でごった返していた。おなかは空いていたが、並ぶのが面倒なので、わざわざ持ってきたはるさめスープを食することに。
ちなみに、ホテルに帰りつく頃、会場出てから聴き始めた「(What's The Story) Morning Glory?」がちょうど終わった。ってことは、40~50分かかったわけで。コンシアージュの嘘つき!

早速はるさめスープを探すが、ない!
どうやらロンドンに預けてきた荷物に入れてるらしい。がっくり。
もう外にでるのも面倒なので、持ってきたおつまみで、おなかをごまかして就寝。



OASIS
05/06/30 CITY OF MANCHESTER STADIUM, MANCHESTER

01. Fuckin' in the Bushes
02. Turn Up The Sun
03. Lyla
04. Bring It On Down
05. (What's The Story) Morning Glory?
06. Cigarettes & Alcohol
07. The Importance Of Being Idle
08. Little By Little
09. Love Like A Bomb
10. Acquiesce
11. Songbird
12. Live forever
13. Mucky fingers
14. Wonderwall
15. Champagne Supernova
16. Rock 'n' Roll Star
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E1. The meaning of soul
E2. Guess god thinks I'm abel
E3. Don't Look Back in Anger
E4. My Generation

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by bondi2026 | 2005-06-30 00:00 | フェス/ライブ
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