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えっと、音楽と映画の話題を中心に徒然なるままに書き綴っちゃったりなんかします。よろしくです。
by bondi2026
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EPISODE 4 : GLASTONBURY FESTIVAL 2日目
気になる天気は曇り。ちょっと肌寒い。
案の定地面も乾いておらず、それどころか皆がほどよい具合に歩き回っているため、前日よりぬかるみがひどくなっている。

どれくらいぬかるむのかって、それは長靴にタバコの吸殻がつくくらい。
途中、ぬかるんでいる場所にワラを投入しているところを目撃。さすが牧場。
しかし、それはそれで、中途半端にワラを足したところは余計にぬかるんでいる気がするのだが……。



こういう泥土を歩く時には、リズムよく、あまり重心をかけないように歩きたいものだ。
私の前に歩いている女子2名は、無謀にも靴で歩いているため、ものすごく足をとられていて、歩きにくそう。何度もコケそうになっている。私までリズムが狂ってしまう。
やだな、私、後ろにいるんだから、コケないでよ……、と思ってた矢先、何と私のほうがコケてしまった。しかもちゃっかり、その前にいた靴の姉ちゃんを押し倒して巻き添えに(笑)。
長靴が抜けなかったので、そこにいたスタッフの肩を借りて、ぬかるみを脱出。幸い、そこまで大事には至らなかった。やれやれ、まだ2日目始まったばかりなのに。

この日は、当初の予定では、オアシスとコールドプレイの単独公演のサポートアクトであるザ・スタンズとモーニング・ランナーをそれぞれ半々観て、カイザー・チーフス後アスリートに移動、ザ・フューチャーヘッズを観たらザ・コーラルにまた移動し、ザ・サブウェイズを半分みてキーン、インターポール、ニュー・オーダー、コールドプレイという、またまたかなりの欲張りスケジューリングだったのだが、泥だらけで本当に移動が面倒で、今回もまたPyramidで終日過ごすことに。ザ・フューチャーヘッズもアスリートもザ・サブウェイズもインターポールも、フジやサマソニで観れるし。

とりあえず、カイザー・チーフスから観戦。ステージのバックには「Everything Is Brilliant At Glastonbury」と書かれている。
どうでもいいが、フロントマンのリッキーは、思ったより太っていた。思ったよりおっちゃんだった。
カイザー・チーフスは、かなり盛り上がった。私が観ていたのは、人ごみの真ん中で、全然見えないところなので、要所要所、歓声が上がったところだけモニターでチェック。
去年のフジでフランツを見た時の衝撃に近いものがあった。CDを聞いたときには、「ふんふん」と流す程度だったのだが、いざライブで見てみると「何これ! なんか知らないけど楽しい!! スクリーン見えてないけど」。
曲調が結構単純で覚えやすいため、たまたまそこに居合わせた人から熱烈なファンまで、巧みに巻き込んで観客を盛り上げていた。去年のフランツのグラストもこんな感じだったのかしらとふと思った。今年のフジも盛り上がること必至。
途中、どこから出没したのか、でかい恐竜のビニール風船が宙を舞った。リッキーがその恐竜をステージに上げ、ネクタイを巻いてあげていた。
片手に、昼食のバゲットを持っていたため、写真をとることができなかったのは残念。もう食べないので、そっと下に捨ててしまえばいいのだが、日本人の私にはそれはできない。

カイザー・チーフスが終わると、案の定大きな移動があった。次に出てきたのは、牧場主のマイケル・イービスに紹介されたライブエイトの主催者、ボブ・ゲルドフ。ボブは「今から3分間だけ時間をくれ」といい、画面に3分のカウントダウンが映し出される。

「君たちひとりひとりが貧困の歴史を変えられるんだ!」と、アフリカの債務免除などを目的とした「Make Poverty History」キャンペーンの必要性を切々と訴え、最後に隣の人と握りあった手を上げるように指示し、「Make Poverty History!」と連呼するよう3回観客に呼びかける。

今回、ライブエイト・G8直前だからなのか、かなりこの「Make Poverty History」キャンペーンが目立っていた。ステージセッティングの合間にも、「貧困にあえぐ人々に愛の手を」的なビデオがいくつか流され、そのムードを一層盛り上げていた。
しかもまた、今回のトリは、「Make Trade Fair(公正な貿易を目指す団体)」の支援に力を入れているコールドプレイ。そのフロントマン、クリスが先日アフリカ視察に行ったときの映像も、「What If」の音楽とともに何度も流れていた。

3分のボブアピールタイムも終了し、程なくしてアッシュ登場。この人たちもよく日本に来てるイメージがあるが、まだ観たことないのよねん。
このムードの後やりづらいだろうな、という私の心配をよそに、エネルギッシュなパフォーマンスを見せてくれた。
もうこの頃から、コールドプレイ目当てのファンが集まりだしたと思われ、観客ウケは、まあまあといった感じではあったが、有名曲では盛り上がっていた。特に前のほうでは、アッシュ目当てっぽい盛り上がりを見せている人たちちらほらもいた。

その次はザ・コーラル。名前と一部の曲しか知らなかったのだが、何気にメンバーが多くてびっくりした。
演奏は普通によかったんだけど、カイザーでノックアウトされている私にはちょっと物足りなかったかな。もう少し驚かせてくれる何かが欲しかった。

次のキーンも初めてみたが、あの高音をしっとり聴かせてくれるというよりは、ステージを激しく動き回るパワフルなライブバージョンの披露という感じで、ちょっと意表をつかれた。
どうでもいいが、キーンのフロントマンのトムは、思ったよりやせていた。
イギリス歌いたがり隊のみなさん、待ってましたとばかりに合唱しまくり。セキュリティのお姉ちゃんまで仕事中なのに歌ってた。
あんまり期待はしていなかったのだが、想像以上の盛り上がりで楽しかった。イギリスでの人気を再確認。
ピアノの人、体揺らしすぎてて気になった。

次はニュー・オーダー。キーンとコールドプレイという、「合唱系アーティスト」に挟まれ、その存在はちょっと異色を放っていた。観客も、どうみてもコールドプレイ待ちで、ちょっとかわいそうだった。もう少し出演順に恵まれればよかったのかもしれない。

ニュー・オーダー好きの友達に、事前にバーニーのへんてこダンス、奇声、歌詞カンニングなどについて教示を受けていたので、私的には結構みどころがあって面白かったのだが。ちなみに、その友達は、今回一番楽しみにしていたのによくなかったと相当落ち込んでいらっしゃった。
また、ライブにはシザー・シスターズのアナがゲストで登場。彼女もレコーディングに参加している「Jetstream」をデュエットした。日本好きのアナは、シルクっぽい浴衣のような衣装で現れた。
終わりに近づいたころ、「フットボールは好きか?」といい、サッカーW杯イングランドの応援歌を歌って終わり。ステージにはへんてこなぬいぐるみも現れていたなあ。キャラクターかなんかだと思うけど。結局「Blue Monday」演らなかったのが残念。

ニュー・オーダーが大きな拍手で送り出されると、次はいよいよコールドプレイ。彼らを観るのは、あの『LIVE 2003』DVD撮影の時から、ちょうど2年。あれからグラミーを獲り、ハリウッド女優を娶り、子供を授かり、「今世界で一番BIGなバンド(ホンマかいな)」などというキャッチフレーズとともに帰ってきた。その成長ぶりが楽しみなところ。

ステージのライトが消え、歓声があがり、ステージのバックにデジタルの数字が! それに気をとられてて、うかつにも入場シーンを見逃してしまい、気がついたら1曲目、「Square One」のイントロが始まっていた。ありえない。

1曲目は興奮であまり覚えていない。
2曲目に、「Politik」を演奏。ここで冒頭のほうで歌詞を変え「Give me weather that does no harm, Michael Eavis, Worthy Farm, Mud up to my knees, The best festival in history」と歌っていた。
ひととおりヒット曲などを演奏したあと、アコースティックセットに。「'Till Kingdom Come」を歌い、続けて「僕たちの演奏がよかったと思ったら寄付してね」というような前置きをし、「Don’t Panic」を。このアコースティック・バージョンが、とても聴き応えがあってよかった。また、歌詞が「We live in a beautiful world, yeah we do yeah we do」。うまくこのキャンペーンに乗った選曲だった。

どうしてもこのバンドは「クリスとその仲間たち」という構成になってしまい、他のメンバー3人が目立たないのがちと不憫。クリスのはしゃぎっぷりに対し、他のメンバーはただ淡々とプレーしていた。
ちなみに衣装はみなさん黒で統一。クリスは髪を伸ばしているため、頭皮の進行具合は確認できず。

それからまたステージセットがチェンジし、「Clocks」、さらに文字(多分アルバム『X&Y』作成過程のメモ)がスクリーンに映し出された「Swallowed In The Sea」を演奏した後、いったん引っ込む。

ちなみに、この日のみなさんのアンコールの掛け声は「コールドプレイ! コールドプレイ!」だった。
アンコール一曲目は、「この場にいない友人に捧げる」とし、何を始めるのかと思いきや、先日ヘッドライナーを降板したカイリーの「Can’t Get You Out Of My Head」だった。これはうれしいサプライズで歓声が上がった。コールドプレイがカイリー?と思うだろうが、クリスのファルセットがうまくマッチしていて、なかなかよかった。
引き続き、「In My Place」でひと盛り上がりし、最後は案の定「Fix You」。生で聴くと、本当に鳥肌モノだ。特に後半ハモるところ。途中で花火(パイロ?)がドーンと。びっくりした。

確実に、前回よりパワーアップしており、スケール感も増していた。クリスの声も上々だったし、ジョークを口にする余裕もあって、成長を感じた。セット、選曲、ライティング、ジョークのタイミング、客の盛り上げ方、クリスの歌い方、そのステージのひとつひとつが計算されつくされているような、そんな内容だった。

そんなコールドプレイの演奏が終わり、Other Stage近くのテントでニュー・オーダーのフッキーがDJするというので、のぞいてみることにする。しかし、Pyramid Stageからの人の波に乗り、行ってはみたものの、ぬかるみと疲労でなかなか動けない。このOther Stage一帯のドロドロっぷりはひどく、移動に相当な体力を消耗した。そのテントから人があふれているので入場は困難と判断、餓死しそうだったので、近くの店でホットドッグを買う。
買ったはいいが、足が棒のようになっているのに、地面はドロドロで座れないので、その場に立ったりしゃがんだりを繰り返しつつ食し、なんとか餓死を逃れる。食べ飽きて半分食べられなかったけど。

結局、ホットドッグを半分食べ、体力を無駄に消耗しただけの旅で、やっとテントにたどり着いた時にはもう3時だった。
友達は、サイレントディスコが気になるのでこれから出かけるという。
私もかなりその奇妙であろう光景が気になったが、相当疲れていたので、パス。
久しぶりに爆睡できた。
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by bondi2026 | 2005-06-25 00:00 | フェス/ライブ
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